新日本プロレスのダブルタイトルマッチの歴史

新日本プロレスの2020年1月5日の東京ドーム大会で、IWGPヘビー級とIWGPインターコンチネンタルのダブルタイトルマッチが行われました。

オカダカズチカと内藤哲也の間で争われた戦いは、内藤哲也の勝利に終わり見事史上初の2冠王者となりました。

しかしIWGPヘビー級とIWGPインターコンチネンタルの2冠王者は史上初でしたが、新日本プロレスでは過去に様々なダブルタイトルマッチが行われています。

IWGPヘビー級と18クラブ王座

1990年9月29日に行われた、アントニオ猪木のレスラー生活30周年記念パーティーの席上で、ルーテーズを発起人とした「過去に猪木と闘った」、プロレスラー及び格闘家によって構成された「グレーテスト18クラブ」が認定するタイトルの制定が発表された。

引用 グレーテスト18クラブwiki

初代王者は1991年2月25日にグレーテスト18クラブのメンバーが認定する形で タイトルマッチを行う事なく長州力となりました。

1992年1月4日の東京ドーム大会でIWGPヘビー級王者の藤波辰爾と、グレーテスト18クラブ王者の長州力との間でダブルタイトルマッチが行われ、長州力が勝利し2冠王者となりました。

2冠と言ってもグレーテスト18クラブは注目されていた訳ではなく、ベルトの価値は、ほとんどない状況で2冠王者と言ってもあまり価値はありませんでした。

実際に長州力を破り、グレーテスト18クラブ2代目王者となったグレートムタも「価値なし」として返上しベルトは消滅しました。

NWFヘビー級王座とIWGPヘビー級

2002年8月、藤田和之が「本物の戦いをしたいという僕等の想い」という考えから「IWGPと対立するもの」と自ら位置づけ、NWFヘビー級王座が復活し、藤田和之、高山善廣、高坂剛、安田忠夫の4人によるNWFヘビー級王座決定トーナメントが開催され、2003年1月4日、新日本プロレス東京ドーム大会で高山義廣がNWFヘビー級王者に君臨。その後、7度の防衛を果たし、1年間NWFヘビー級王座を保持する。

引用 NWF Wiki

NWFヘビー級のベルトは1975年には存在していた、歴史のあるベルトですが、この2冠戦に賭けられたNWFヘビー級は復活版となります。

初代王者の高山善廣が一年間に渡って7度防衛しており、初代王者決定トーナメントを行った事など、グレーテスト18クラブよりは価値がありそうです。

ダブルタイトルマッチは2004年1月4日の東京ドームでIWGP王者中邑真輔とNWF王者高山善廣のあいだで行われ、中邑真輔が勝利し2冠を達成しました。

2冠統一後、中邑真輔はNWFヘビー級王座を封印しています。

グレーテスト18クラブもNWFヘビー級のベルトも、IWGPヘビー級とのダブルタイトルマッチが行われました。

しかしどちらのベルトも、統一後に封印する為にダブルタイトルマッチを行ったように思えます。

どちらも2020年1月5日のIWGPヘビー級とIWGPインターコンチネンタルのダブルタイトルマッチよりは価値が低いでしょう。

IWGPヘビー級と三冠ヘビー級

三冠ヘビー級のベルトは全日本プロレスのベルトであり、新日本プロレス内のベルトではないので上記2つのダブルタイトルマッチとは少し毛色が違います。

ダブルタイトルマッチは2005年2月2日に両国国技館でIWGPヘビー級王者天山広吉と三冠ヘビー級王者小島聡の間で行われました。

結果は59分45秒KOで小島聡の勝利に終わり、前人未到の4冠王者となりました。

この試合は天山広吉が脱水症状を起こして60分を前にして動けなくなるアクシデントがありました。

試合終盤に天山広吉が動けなくなった事で、試合が成立しなくなる恐れもあったと思います。

この試合のレフェリーは全日本プロレスの和田京平レフェリーでした。

IWGPヘビー級と三冠ヘビー級という、歴史と権威があるダブルタイトルマッチだったので、新日本プロレスとの関係性を考え、そのまま時間の経過を待ち60分ドローの最低も出来たはずです。

しかしダウン10カウントををとり、小島聡勝利としたことは和田京平レフェリーの英断でした。

60分を戦い抜けなかった天山広吉にとってレスラー人生最大の汚点になったでしょう。

統一後はすぐにIWGPヘビー級選手権のリマッチが組まれ、天山広吉が勝利しベルトはもとに戻りました。

伝説創るイッテンゴ

2冠戦の歴史上ベルトが統一されても、すぐに返上され封印されるか解体されています。

新日本内のベルトの、グレーテースト18クラブとNWFヘビー級のベルトは、返上封印されており封印するための2冠戦という色合いが強かったと思います。

しかしIWGPインターコンチネンタルのベルトはこの先も封印されることなく、歴史を重ねていくものと思われます。

現WWEスーパースター中村真輔が価値を上げたという付加価値もありますし、中邑真輔が新日本を去った後も、クリスジェリコやケニーオメガなど世界的な、名レスラーたちが、このベルトを巡り争いました。

これから先に2冠が解体された後も、さらに輝きを増していくベルトだと思います。

2020年1月5日のIWGPヘビー級選手権とIWGPインターコンチネンタルのダブルタイトルマッチは、時間が経つほど価値が高まり、まさに伝説創るイッテンゴになると思います。

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