KENTAの乱入から見る内藤哲也というレスラー

新日本プロレスの2020年1月5日東京ドーム大会から数日が経ちました。

その1.5で物議を醸しているのが、メイン後に内藤哲也のデ・ハポン大合唱を台無しにしたKENTAの乱入ですよね。

内藤哲也はKENTAの2冠挑戦が決まった後の、1月7日の会見でKENTAのことをダブルタイトルマッチを争った4人と比べて「3枚落ちる」と言いました。

それはKENTAも重々承知でしょう。

NOAHでの実績は素晴らしいですが、その後のWWEでは何も残せませんでしたし、新日本プロレスでもNEVERのベルトを巻いたくらいです。

しかも乱入前の試合の、後藤洋央紀とのNEVER無差別級選手権には敗れていました。

そんなレスラーが2冠に挑戦するには、デ・ハポン大合唱の後に普通に乱入して、2冠挑戦表明をしても説得力も内藤哲也が挑戦を受ける必要性も感じません

重ねますが、KENTAは内藤哲也曰く3枚落ちて、Never無差別級選手権に負けたばかりです。

そんなレスラーが2冠に挑戦するためには、かなりのインパクトを残す必要があります。

なのでデ・ハポン大合唱を乱入によって台無しにすることはダブルタイトルマッチをするためには最適解だったでしょう。

ただこの日内藤哲也の2冠を期待し、デ・ハポン大合唱を会場に体感しに行ったファンは多くいたに違いありません。

その方たちが興ざめして、観戦から足が遠のいてしまわないものかと思います。

内藤哲也には常に悲劇がつきまとう

そもそもG1CLIMAXを初優勝した後も大ブーイングを浴びたり、東京ドームのメインを決めるファン投票で実質のセミ降格など、内藤哲也のレスラー人生には常に悲劇が付きまとっています。

去年の2019年2月3日の札幌大会でもタイチとのIWGPインターコンチネンタル戦でも、試合前の入場で飯塚高史に襲撃され動けなくなりました。

試合が開始されるまで結構な時間があり、あわや試合不可能かと思われました。

同じく去年の9月のIWGPインターコンチネンタル防衛戦でも、2冠戦の言いだしっぺのにも関わらずジェイホワイトに敗れました。

東京ドームのわずか4ケ月前に無冠になりどん底まで落ちたわけです。

最終的には両方ともに勝利し、逆転の内藤哲也ということになりました。

そう考えると、今回のデ・ハポン大合唱が出来なかったことも、いつものパターンと言えばいつものパターンです。

今回の乱入もそうですが、この悲劇性こそ内藤哲也の真骨頂であり、いつも悲劇からの逆転が内藤哲也というレスラーの本質なんだと思います。

内藤哲也とはどん底からの急上昇、その振り幅が魅力であるレスラー。

そう考えると、この乱入さえ内藤哲也の手のひらの上だったということかもしれません。

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